• テキストサイズ

君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第70章 Second Wedding


ー和也sideー


「あ、潤くん」


潤「にの」


漸くマッサージを終え、楽屋へと戻る途中潤くんと出くわした。


「打ち合わせ終わったの?」


潤「うん。腰大丈夫か?」


「ありがとう。大丈夫だよ」


並んで楽屋までの道程を歩いていく。


潤「久し振りにハッスルしたのはしょうがないけど程々にな」


「き、聞こえてた?」


潤「壁にベッドの当たる音が何回もな」


「ご、ごめん…」


恥ずかしくて両手で顔を埋めながら歩く。


潤「ぷぷっ、お陰で疲れて寝てた俺達も楽しい夜を過ごしたよ」


「え?そ、そうなの?大丈夫?」


潤「まぁ、久し振りじゃないから負担にならないソフトなもんだったけどな」


「ひ、久し振…って、翔さん潤くんにそんな事話してたの?」


潤「俺がびっくりしたから教えてくれたんだよ。にのちょっと悩んでたんだろ?翔喜んでたよ」


笑いながら潤くんに肩をポンと叩かれる。


「そっか…翔さんに御礼言っとかなきゃ」


潤「それにしても…」


「ん?」


潤「いや、にのと翔って本当に何でも話すんだな。そういう事も…」


「翔さんは特別だもん。翔さんもそう思ってくれてると嬉しいけど」


潤「思ってるよ。何かあればにのにの言ってるし…離婚した後も翔の事支えてくれてた。感謝してる」


潤くんが俺に微笑みかける。
その笑顔を見ると…また幸せな2人が戻ってきたんだと安心した。


「もう別れないでね」


潤「誓います」


笑いながら俺達は楽屋へと戻った。
/ 1278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp