第70章 Second Wedding
雅紀「じゃあね〜おやすみ」
智「おやすみ」
「おやすみなさい」
相葉さんと別れ、俺とさとしは隣の部屋へと入って行く。
智「疲れたな…」
「うん。向こうでシャワー浴びたしもう寝る?」
智「そうだな。寝るか」
さとしがパパッと服を脱いでソファーに投げ捨てる。
「もう…畳みなさいよ…」
脱いだそれを畳ながら振り返るとパンツ1枚のさとしがペットボトルの水をくわえていた。
上向きで飲む姿に…俺は思わず見とれてしまう。
水が喉を通る度に動く喉仏が凄くセクシーに見えて…。
智「ん?飲む?」
「え?あ…だ、大丈夫。それより…ほら、ちゃんと拭いて。溢してんじゃん」
智「おぉ、わり」
タオルを掴み、さとしの胸元を拭く。
………さとしの匂いが…する…。
ゆっくりと…胸元から喉仏を拭き、口を拭く。
何故かさとしは黙って俺を見つめていた。
「そ、そんなにジッと見ないでよ怖い…」
智「………顔、真っ赤」
「は?ち、違うし…!」
慌てて離れようとするとタオルを持った手を掴まれる。
「さ、さとし…何…」
智「………する?」
「え?」
智「………セックス」
「っっ…」
智「………来いよ」
さとしの手が腰に回るとグイッと引き寄せられる。
智「………2人の時位夫婦になろうぜ」
「さと…」
さとしの顔が近付き、俺は目を閉じた。