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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第69章 Essential


虎鉄「ふにゃー!!」


智也「あいてっ!」


太陽「ともくんだいじょぶ?」


智也「だいじょうぶ…」


和「ともがしつこくするからだよ。猫はね、あまりしつこくされるの嫌いなんだよ」


智也「ふーん…。ごめんねこて」


智也が虎鉄を覗き込んでも、虎鉄は抱っこされた太陽の腕の中でうずくまってしまった。


智「ははっ、とも嫌われたな〜」


智也「えー!こてつごめんって!こてつ〜」


智也がつんつんしても虎鉄は顔も見せずに太陽の腕の中。


面白くて俺は太陽の前にしゃがみこむ。


「全く…ほら虎鉄。怒んな」


そっと優しく撫でた瞬間。


虎鉄「しゃー!!!」


「うぉぉっっ!!」


鬼の形相をした虎鉄が俺の顔に飛び掛かって来る。


和「さとし!」


「いてててて!!」


太陽「こて!」


見えないけど、かずと太陽が必死に顔に張り付いたもふもふを引き剥がしている様だった。
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