• テキストサイズ

君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第69章 Essential


ー智sideー


「お帰…太陽!どうした」


太陽「さとおじさん!おじゃまします!」


「お、おぅ…どうぞ」


玄関に入ると和香を抱っこした智が驚いて俺達を見つめる。


太陽「ともくーん!」


声を上げながら太陽がリビングに走って行く。


和「ただいまさとし」


「お帰り…どうしたんだよ」


和「あの2人本当馬鹿だよ。だから連れて来たの」


「何があったんだよ」


和「『えっちし過ぎて2人揃って腰痛めたから夕食作ってくれ』って連絡よこしたのは2人でしょ?ご飯出来たって呼びに行ったら俺が居るのも気付かずにシックスナインしてんだよ。どう思う?」


「は!?性欲どんだけなんだよ」


和「だから太陽くん連れて来た。智也のとこ泊まらせようと思って。良いよね」


「全然構わねぇけど…言ったのか?」


和「2人分のナポリタンと書き置き置いて来た」


「ははっ。じゃあ大丈夫だな。よし、飯食おうか」


和「うん。ありがとね」


かずとリビングに戻ると智也と太陽が走り回ってる。
食卓の準備をしている智香と目が合った。


智香「お母さんお帰りなさい」


和「ただいま。準備してくれたんだねありがとう!」


智香「太陽くん。いらっしゃい」


太陽「ともちゃん!こんばんは!」


智香「わぁ。こてつ〜♪」


虎鉄をだっこして智香に駆け寄る太陽。
………近い。


「………なぁ。太陽くっつき過ぎじゃね?」


和「はぁ?何言ってんの。ほらご飯にするよ」


俺の事を気にせずにかずは夕食の準備を始めた。
/ 1278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp