第68章 ママにプロポーズを
翔「ぐすっ…潤…ごめんね…」
「ん?」
翔「翔…どうした」
翔「………色々沢山。彼女との事…斗真の…事…」
「………」
翔「………ごめんなさい…許して…」
「翔…」
翔「ごめんなさい…本当に…ひゃっ!」
翔を姫抱きして立ち上がると翔が驚いて俺にしがみつく。
翔「な、何…?」
「約束したよな。またこの話し出したら…熱いセックスするって」
翔「あ…で、でも腰が…」
「約束だから。それに翔明日も夕方だけだろ?」
翔「でも…」
「約束は守らないとな。それに俺は…昨日だけじゃ抱き足りなかった。1年以上振りだぞ?分かってる?」
翔「潤…」
「今日はベッドから出さないから」
頬を赤く染める翔を見つめながらそのまま寝室に移動する。
翔「………二度もプロポーズされちゃった…」
「嬉しい?」
翔「うん…幸せ。最初のプロポーズより幸せ」
「本当?」
翔「こんな俺だって分かってプロポーズしてくれたから…2回も」
「………こんな俺だって分かって愛してくれた翔だからプロポーズしたいんだよ。何度でもね」
翔「潤…」
「また翔の花嫁姿みたいしな。26歳の花嫁から36歳の花嫁」
翔「花婿も…ん…」
ベッドに翔を横たえ、そのまま俺達はキスをした。