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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第66章 恋の行方 PART 1


俺の空気を察したのか、ふらつきそうになる俺の腰に潤の手が回る。


潤「大丈夫?」


潤を見上げるとにっこりと微笑んだ。


「うん…」


俺の腰に手を回したまま、潤が強くマイクを握り締めた。


潤「仰る通り現在色んな報道が飛び交ってますが報道されている彼女とは特別な関係ではありません。それと櫻井さんの身体の事は無関係ですし、その事に関しては少なくとも本日はお答えする場ではないと思ってます」


記者「………そうですか。では…」


潤「質問以上で宜しいですか。他の皆さんが質問待っておられますので」


記者「………分かりました」


それからその記者は黙ってしまった。


司会者「では次の質問に…」


あの人のせいで気が動転してしまった俺は…その後の会見では殆ど話す事が出来なかった。


それでも4人のお陰でその後の会見は終わりまで穏やかな雰囲気が流れ、相葉くんへのおめでとうムードの中、結婚会見は終わりを迎えた。
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