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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第66章 恋の行方 PART 1


会見場に姿を表した俺達を沢山のフラッシュとシヤッター音が包み込む。
フラッシュのあまりの眩しさに目が眩む程だった。


相葉くんを真ん中にして、俺と潤、反対側をにのと智くんで挟む様に並ぶ。


マイクを持った相葉くんが大きく深呼吸をして口を開いた。


雅紀「えー…。本日はお忙しい中、お集まり頂いてありがとうございます」


5人合わせて、頭を下げた。


雅紀「えー…えっと。私事で恐縮では御座いますが…本日私相葉雅紀は結婚させて頂く事になりました事をご報告させて頂きます」


そしてもう一度相葉くんが頭を下げる。


雅紀「えー…これからもより一層お仕事の方、頑張って参りますので宜しくお願い致します」


司会者「それではこれから質疑応答の方に入らせて頂きたいと思います。お時間の方が限られておりますので、一度におひとつずつという事でお願い致します」


………いよいよ来た。
俺は大きく息を吸って努めて笑顔でかまえた。


司会者「はい、ではそちらの…」


記者「はい。ご結婚おめでとうございます」


雅紀「ありがとうございます」


記者「今回のご結婚、メンバーの方にはいつご報告なさったんでしょうか」


雅紀「そ、そうですね。プロポーズをしたのは…2014年のハワイで。結婚して下さいと伝えました」


潤「相葉くん…俺達にいつ報告したかって質問だけど」


雅紀「え?あ、あ、すみません!」


いきなりの相葉くんの天然炸裂で、会場が笑いに変わった。
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