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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第66章 恋の行方 PART 1


翌日のレギュラー番組の収録。


俺と智が楽屋に入ると、もうすでに到着していた潤くんと翔さんがスマホを見ながら話をしていた。


潤「おはよ」


翔「にの智くん。おはよう」


智「おぅ…おはよ」


「………おはよ」


潤「………どうした?変な顔して」


2人の向かい側に座ると不思議そうに俺達を見つめる。


「いや…ねぇ?さと…」


智「うん」


翔「なぁに?」


智「………離婚した様には見えねぇなって…」


潤「まぁ…同居してるし」


翔「太陽のね…服選んでて」


「………そっか」


またスマホに目を落とす2人を見ながら俺とさとしも座った。


雅紀「おはよー」


翔「おはよ相葉くん」


勢いよく楽屋にやって来て笑顔でいつもの場所に座る相葉さん。


「おはよう相葉さん」


雅紀「皆に話したい事あるんだ」


智「どした?」


翔さんと潤くんもスマホを置いて相葉くんを見つめる。


雅紀「うん。あのね、綾ちゃんが…」


潤「………どした」


雅紀「赤ちゃん…出来たって」


その言葉に…4人全員が一瞬言葉を失った。


翔「相葉くんおめでとう!」


1番に声を上げたのは翔さんで…両手を広げて相葉さんに抱き着いた。


潤「おめでとう相葉くん!」


雅紀「ありがとう。ちょっとフライングしちゃったけど…」


照れ笑いを浮かべる相葉さんに潤くんも、翔さんごと相葉さんを抱き締めた。


智「よし!皆でハグだ!ほらかず!」


「えっ、ちょっとさとし!」


俺を引っ張って立ち上がり、3人に抱き着くさとし。


「もう…ふふっ。おめでと相葉さん」


雅紀「あんがとにのちゃん」


マネージャーが入って驚いた声を上げるまで来るまで俺達はずっと抱き合ってた。
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