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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第65章 答え


翔「じゃ、太陽宜しく」


「うん」


翔「あ、『パスタ食べたい』って言ってたよ。前に作ってくれた…何だっけ。シーフードとトマトのやつ」


「ペスカトーレ?」


翔「そうそれ」


「了解」


翔「それじゃお先にお疲れ様」


「お疲れ。頑張って」


次の仕事へ足早に出て行く翔にりーだーと相葉くんは手を振った。
にのは…翔に背中を向けたまま、答えない。
そんなにのを悲しそうな目で見つめながら翔は出て行った。


雅紀「何か…あれだねぇ」


「ん?」


雅紀「ギクシャクもしてないんだね」


「まぁな。同じグループだし。何より1番に太陽の事考えないといけないからギクシャクするの面倒臭いもんな」


智「今日はそっちにお泊まり?」


「俺が明日休みだからね。翔と一緒に居るけど…出来るだけ半々にしようって翔が。それにこれからも3人で会ったりするし」


雅紀「そっか。じゃあ太陽くん寂しくないね」


「そうだといいけど」


和「そんな訳ないじゃん」


雅紀「にのちゃん…」


和「両親が離婚して寂しくない?相葉さん何言ってんの?本当にあいばか?」


智「おいかず…」


雅紀「ごめん。そういうつもりじゃなかったんだけど…」


和「お疲れ様。さとし先に行ってるから早く来てよね」


智「かず!ったく…」


りーだーの制止を振り切って楽屋を出て行くにの。
りーだーが溜め息を付きながら頭を掻いた。
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