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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第65章 答え


智「2人共ごめんな」


智くんがにのの手を引いて後ろに下がらせる。


智「でもな。かずは2人の事本当に心配してたんだ。夜も眠れない日だってあったんだよ」


和「さとし…それは…」


智「相葉ちゃんだっておいらだって同じ位心配してるって事は…分かって欲しいんだ」


潤「分かってる…ごめんりーだー。にの。相葉くん」


「迷惑かけて…ごめんなさい」


雅紀「迷惑なんてないよぉ。早く仲直りして欲しいだけだよ?」


「………」


何も言えずに黙ってると…にのが相葉くんの隣に移動する。


和「俺達はいい。でも…しっかり話し合いして結論付けてよ。じゃないと俺達もフォローの仕様がないし、何より相葉さん…先週事務所に入籍の時期見合わせるって言われたんだよ。貴方達がゴタ付いてるから」


「え?」


潤「相葉くんそれ本当なのか?」


雅紀「にの!それは言うなって言ったでしょ!」


珍しく相葉くんが声を上げる。


「そんな事俺も潤も何も…」


和「そうだよ。相葉さんが言うなって言ったんだから。言うつもりなかったけど…」


「相葉くん…」


雅紀「気にしないで。今は俺の結婚より2人の問題方が大事だよ。どれ位時間掛かってもいいからしっかり話し合いなよ?ね?」


相葉くんが笑顔で俺と潤に両手を翳す。


2人だけの問題だって思ってた。
落ち着いたら話せばいいって。
でも俺は…俺達は…。
気が付かない内に周りも巻き込んで傷付けてしまったんだ…。
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