第20章 ♦時計が・・・
周りを撫でながら、時折翔ちゃんの指が中に入ってくる。
それは徐々に深くなって、あっという間に翔ちゃんの指2本を飲み込んだ。
中をグリグリ掻き回されると、イイトコを刺激して欲しくて、自分から腰を動かした。
「いやらしいね~、雅紀は」
「もぉ、翔ちゃんたら焦らさないでよ」
だって早く欲しくて、もう我慢できないんだもん…
「ホントに雅紀は堪え性がないなぁ(o´艸`)」
ブツブツ言いながらも、翔ちゃんが俺の足を脇に抱え込み、アソコにショウチャンが宛がわれた。
俺の身体が期待に震える。
と、その時だった。
テーブルに置いた翔ちゃんのスマホがけたたましく鳴り響いた。
「なんだよ、いいトコなのに…」
チッと舌打ちして、体制はそのままにテーブルの上のスマホを手に取った。
「誰から?」
聞くと、翔ちゃんが“マネージャー”って短く応えて、片手でスマホを操作した。
「もしもし? 何、どうしたの?
………………え、ええっ!?」
驚いた様子で部屋をキョロキョロ見回して、俺のスマホを操作し始めた。
「ウソでしょー!?」