第18章 ♥Sweet Sweet kiss♡
智side
翔くんの低い声で囁きに、脳が痺れる。
「ん…んん…」
少しずつ湧き上がってくる快感に、思わず吐息が漏れた。
セーターを捲り上げられ、翔くんの冷えた手が直接肌に触れる。
胸の突起を摘まれると、身体に電流が走った。
「はっ、あ…ん…」
翔くんの唇が…手が触れる度、漏れる吐息と一緒に苺を落としそうになる。
翔くんの唇が胸に降りていき、熟れ始めた小さな果実を口に含むと、舌先で転がされる。
「気持ちいいの?」
うん、て頷いて見せる。
身体の中心に熱が集まって行くのが分かる。
触れて欲しくて、焦れた手が翔くんの手をそこに導く。