• テキストサイズ

こたつ de ×××【気象系BL】

第18章 ♥Sweet Sweet kiss♡


翔side


だから松潤と…?
完全に俺の誤解だったってこと?

突然朝冷たくあしらってしまったことが脳裏を過ぎった。

「どうしたの、翔くん?」

不安気に俺を覗き込む智くんに、なんでもないよと返した。

ピックにパインを刺し、程よく溶けたチョコを纏わせると、智くんの口許に寄せた。

「あ〜ん、してごらん?」

素直に応える智くんの口に、チョコパインを突っ込む。

「美味しいでしょ?」

口一杯に頬張り、幸せそうに微笑む智くん。

「ここ、チョコ付いてる」

顔を近づけ、唇の端に付いたチョコを舌で舐めた。

「智が食べたい…」

一瞬にして真っ赤になる智くんの顔。

躊躇いがちにに頷いた智くんを、ゆっくり押し倒した。

酔いそうな甘い匂いと、俺を見上げる潤んだ瞳に、俺の理性は弾ける寸前だった。
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp