第14章 ♣洗濯物が・・・
翔side
「ごめんごめん、忘れてた訳じゃないんだ。ささ、ここ座って?」
床の洗濯物を一纏めにして隅に寄せた。
潤は憮然とした表情を崩さないままだ。
「あ、智くん、今日の晩御飯何?」
スーパーで買い込んできたツマミをテーブルに広げた。
「ん〜、今日はね〜、寒いからお鍋にしたよ♪」
ちょっと待っててね、ってウィンクして寄越し席を立つ智くん。
生足に靴下ってのがなんとも( ´艸`)
しかもだよ?
コートの合わせからたまに除くピンク。
もし潤がいなかったら、間違いなく…
いや、イカンイカン…
落ち着け、俺!
「翔く〜ん、ちょっと手伝って〜」
「は〜い」