第13章 ♠迷子が・・・
「翔くん…どこ…?」
急に寂しくなってきちゃった…
「しょ…くん…」
もう歩き疲れちゃったよ…
お腹も空いてきたしさ…
俺が悪かったんだ…
よそ見しちゃったから…
こんな事になるなら、ちゃんと翔くんの後ろ着いて行けば良かった。
俺はその場にへたり込んだ。
ふと横に視線を向けると、そこには…
多分展示用何だろうけど、ちょっとぐらい良いよね?
だって、ウロウロするよりも、ここでじっとしてた方が、翔くんだって見つけやすいと思うんだ。
だからさ、ちょっとだけ、ね?
あぁ…、睡魔がまた…襲って…きた…みた…い…
(-_-)zzz