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Mの純(潤)情【気象系BL小説】

第10章 ドMに青春ブギ


松『どうして、俺なんか誘ってくれたんですか……

いや、俺の事知っててくれただけでも嬉しいんですけど。』



大『君は、なかなかの有名人だよ? とくに女子たちにね……


でも、まぁ一度見たら忘れられない顔だよな……』




先に乗った大野の手がスッと目の前に差し出されて
自分の手を乗せるようにして握るとグッと引き寄せられて思わずつんのめるように大野の胸に抱きついてしまった。



松『あっ………… ごめんなさいっ………』


大『いや。 大丈夫かい?』



背中に回されたままの手がそのままに、しばらく見つめあっていると頬を大野の指が撫でた。




松『……大野………さん。 ………俺。』



大『綺麗だな……』




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