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Mの純(潤)情【気象系BL小説】

第9章 ドM天使


×悪魔二宮


*****



潤『よし。 今日も無事天国に送り届けられた。

…でもやっぱり小さな子どもはつらいなぁ』



涙を浮かべながら一人空に思いを馳せていると後ろから笑い声が聞こえてくる。




和『ふはははは……。 相変わらずだね?


そんないちいち思いこんでてどうすんの?1日にどんだけの人が死んでると思ってんの?』




潤『そうだけど…… 分かってるけど…』




悪魔くんにそう言われると、またツツ~っと頬を涙を伝う。




和『はあ~~。 やめてくれよ……


ったく泣き虫天使め』




そう言うと、バサッっと勢いよく飛んできて黒いマントで体を覆い被せながら涙を抑えるように目元にキスをしてきた。




潤『……えっ。』




和『ほらな。 涙…止まった。』





八重歯をキラッとさせると、またマントをひるがえして消えてってしまった。







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