• テキストサイズ

Mの純(潤)情【気象系BL小説】

第4章 ドMペット


潤はそう言ってひとしきり暴れたあと
精神安定剤が効いてきたのか、グッタリ
とベッドへと果てた。


精神科の、自分が患者を迎えに行く
事はめったにあることではないし
まだまだ新米の医者の俺には救急車
に搬送する潤の姿はかなりの衝撃
で…。



潤『…ん。  先生…』


雅『潤くん…。 少し落ち着いた?

これからは、俺がずっと一緒にいる
から。

俺たちは、今日から家族


だけど、今までみたいな事はしない
から』


潤『もう…ぼく……う…ひとり

…ぼっち… 縛って…

いやあ~ 誰もいない…あいして…




ふたたび、暴れだす潤をそっと囲う
ほどに抱きしめて優しく撫で続けて
ると、今度は抱きついてキスをして
せがんでくる。



雅『潤くんはもうペットじゃないん

だよ… それがちゃんと理解出来る
まで俺が…家族として愛してやるよ




そう言って、ただ胸に潤を抱きしめ
続けていた。

         Maybe next…




/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp