第1章 ドS教師
×生徒・雅紀
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放課後の教室、夕暮れ時。
相『先輩っ…俺… ダメ…
困ります…』
『俺……好きなんだよ… 雅紀
の好きなのって 先生の事だろ
う?
そんな見込みない奴の事やめて俺
と付き合ってよ。』
相『あ… や… 先輩』
櫻『へぇ… ずいぶん楽しそう
だね?
人のモノに手出したからには、
どうおとしまえつけてもらおうか
なぁ?』
いつから入ってきていたのか教室
のすみから
普段の先生からは想像出来ないよ
うな低い声ですごむと、先輩は
震え逃げていった。
櫻『お邪魔だったかな?
こんなグチャグチャにして…』
そう言って、近づいてきた先生は
いきなりそこに触れてくる。
相『あの…先生… 違…う…
この間の事…先生は遊び
だったのかと…思って…悲しくて…』