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Sな衝(翔)動【気象系BL小説】

第6章 ドS兄弟


× 弟・潤


*****



潤『なあ…兄貴、また俺のプリン

食べただろ!

部活後の唯一の楽しみなのに。』


翔『プリンくらいでプリプリすんな

って。

しかも、唯一の楽しみとは寂しいもん

だな。』


潤『何だと~。 ちゃんとプリン買い

直して

来いよな!』


兄の翔は、社会人2年目のサラリー
マン。
弟の潤は、高校3年の部活も後少し
で終わりの受験生。



翔『あ~、はいはい。  

今日は夜、勉強も

教えてやるからそっちも楽しみにし
とけよ?

じゃあな。』


そう言うと、先に出勤して行くスーツ
姿の翔を見送りながら背中に向けて
ベ一っと舌をだす。


潤『楽しみなんて…






あるわけないだろ。バカ兄貴め』



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