第3章 ドS刑事
×犯人・和也
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二『俺なんかの身元引受して…
いいんですか… 刑事として』
櫻『まぁな。 …それはヤバいかも
しれないな』
家に着くと、直前で立ち止まって
二宮が言う。
俺たちの関係は、一応親戚。
でもそれも、遠い遠い繋がり。
櫻『ほら、いいから。
突っ立ってないで早くはいりなよ』
二『ああ、…うん。
…綺麗にしているんだね?』
櫻『まぁな。 これからは、全部
お前の仕事だから。
まずは、さっそく風呂沸かして飯
作ってもらおうか。』
二『…分かりました。』
櫻『何かご不満でも?
俺が、満足に出来たら褒美をや
るよ』
ムスっとした顔をしつつも、その
後はテキパキと済ませて声をかけて
きた。