第12章 ドS博士
×助手・和也
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翔『じゃあ、和也くん上を脱いで
そこに仰向けに寝てくれる?』
和『はい。 …あの、博士…
これ…何の実験なんですか?』
着ていた白衣を櫻井が剥ぎ取るように
脱がせると、おずおずと下のシャツを
自ら脱ぐと診察ベッドへと仰向けにな
る。
翔『詳しくはまだ言えないんだけどね
未来のためになるようなものだよ。
けど… 感じやすいこのカラダには
少し刺激があるからキミにとっては
ツラい…かもしれないね?』
和『ん……あっ… そんなこと…
ないです…俺ガマン…出来ますから
』
そう言いながら、櫻井がクリームを
塗りながらコードが何本もついた丸い
パッドのようなものをペタペタと体に
張り付けていく。