第19章 DESPERATE
大野side
欲望の出口を締められ、
イきたくてもイケない。
そんなおいらを和の声が
容赦なく高めていく…。
和の舌が立てる水音に
脳内を灼かれる感覚がして…。
逃れようと首を振ろうとするけど
それさえ許してもらえない。
もう…おかしくなる…。
助けて…。
躰中が熱くてたまらない…。
「かずっ…かずぅ…ごめんっ
ごめんなさいっっ、
もぅしないっ…もうしないからっ
やくそくぅ、まもるからっ…
ゆるしてぇ…、ねぇ、たすけて…」
イケない苦しさと
感情を見せない和の態度に焦りと
恐怖と色んな感情が
ごちゃまぜになって和にしがみつく。
N:「そんな顔して泣かないの…。
そんなに許してほしいの?」
和がおいらの顔を撫でる。
おいらの涙で濡れた指をベロって
舐めながら甘い表情でこっちをみる。
こくこくと頷くと目尻に
唇を押し当ててにやりと笑った。
N:「じゃぁ、まずは反省の態度を
みせてもらいましょうか?」
纏っていた洋服を脱ぎ去ると
勃ちあがっているニノのモノで
頬を叩かれる。
N:「お口だけでイかせられたら…
外してあげますよ?
出来ますよね?」
和の指が唇を滑る…。
欲望に支配されたおいらは
躊躇うことなく口を開けて
ニノの大きなモノに舌を絡めた。