第19章 DESPERATE
二宮side
ようやくイケた智はそのまま脱力して
可愛いお尻におもちゃを埋め込んだまま
ベッドに横たわる。
「智…気持ちよかった?
翔ちゃんに見てもらえてよかったね?」
S:「智くんすごいエロかったよ?
まじでやべー。
で、和、この後どうするの?」
「とりあえずこれですかね?」
掌に載せたリングをカメラに向ける。
「イきまくるのとイケずに我慢するの、
どっちがより苦痛なんでしょうね?」
S:「うーんどうだろうね?
どっちのほうがわかってくれるかなぁ?
いっそ両方試してみるとか?」
「翔ちゃん…
もしかしてめちゃくちゃ怒ってる?」
S:「…もしかしなくても…だよ」
「…まぁ………そう…ですよね…」
S:「和…俺、そろそろ落ちるね。
明日、早いんだ。
これ以上そんな色っぽい智くんを見てたら
なんかもやもやしそうだからさ…。
あと…頼むわ。
ごめんな、全部任せることになって…」
本気ですまなそうな顔をする翔ちゃん。
「大丈夫ですよ…
すみませんね、巻き込むようなこと…して」
S:「ばーか、巻き込まれてねーよ。
そんな顔すんなよ。
こっからじゃなんにも
できないんだから…。
じゃ、あと、よろしく…。
好きだよ、ニノ」
それだけ言うとそのまま回線が落ちた。