第19章 DESPERATE
二宮side
O:「あっ、ぁん、ね…おねがぃっ、
もぅ、もぅ…だめっ」
目の前で身体を薄紅に染めながら
悶える智をびっくりするほど
冷静に見ている自分…。
「だめだよ?
まだ、許さないから…。
ちゃんと反省してもらわないと…。
『大丈夫、問題ない』って
言ったのは貴方でしょ?」
そうだよ。そう簡単に許すもんか。
ちゃんとちゃんと反省させなきゃ。
この人は同じことを平気で
何回も繰り返す。
だから…
ちゃんと身体に、心に教えてやるよ。
O:「ね?ニノ…もぅ、
あっ、ふっんんっ」
「気持ちいいんでしょ?
反省しなくちゃいけないのに
そんなに感じて…。
インラン…ですね?
いいですよ?イッても?
もう、そんなにダラダラと
雫を垂らしてるんだから
イケるでしょ?」
O:「やっ、むりっ、おねがいっ
触って…」
顔を赤らめながらねだってくるけど
それくらいじゃあげないよ?
もっと、もっとだ。
もっと私を求めてくださいよ?
身も世もないほど私を求める
貴方が欲しいんです…私は。
今夜は限界まで焦らしてやるから…。
同じ溺れるならこっちに溺れなよ。
あんな冷たいところじゃなくてさ?
リングで堰き止められた智のモノを
気まぐれに弄りながら
快楽に染まりつつある
智の顔を眺める…。
大事だからお仕置きするんだよ?
だから…わかってね?
私の気持ちを…。
知らせを聞いたときのあの気持ちを…。