• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第4章 悪い夢 side O




N:「例えばですよ。

  俺が大野さんと同じような目に
  あったとします。

  もしかしたらもっと酷いことを
  されたとします。


  大野さん、俺のこと、
  気持ち悪いって思いますか?
  汚いって思いますか?」


俺は即座に首を振る。


「そんなこと、思うわけないじゃん!」


N:「そうですよね?

  じゃ、そんな俺がみんなに
  なにも言えなくて、
  薬を大量に飲んで倒れたとします。


  大野さん、迷惑かけられたって
  怒ります?呆れます?
  口汚く罵ります?」


「そんなこと出来るわけないじゃん」


N:「ですよね?
  じゃ、そんな俺をどう思います?」



「え?

 なんで相談してくれないの?って
 思うし支えたい…と思う…」


N:「はい、正解!
  なんだ、わかってるじゃないですか?」


1+1=2なのが当たり前だというように
なんで当たり前のことがわかってないんだ
という顔をしているニノ。


N:「俺たちだって同じように
  思ってるんですよ。

  ねぇ、相葉さん?」


そう言って相葉ちゃんのほうを見た。

相葉ちゃんはいつもの
ひまわりのような笑顔でニノから引き継ぐ。



/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp