第16章 Don't be discouraged！

二宮side

潤くんの手が背中を撫でる。

手の動きに合わせてお湯が揺れて
それさえも刺激になる。

潤くんの手が背中を滑り、そのまま
下に降りていくのを止められずにいた。

熱を吐いたばかりの身体は静まることなく
むしろ次の刺激を貪欲に欲しがる。

躰に引きずられるように心も潤を求める。

「潤…ほしぃ…これ…いれて…」

潤のモノも十分な硬さで存在を主張してる。

俺から潤の唇を塞ぎ、口内を蹂躙する。
右手で潤の髪の毛を掴み、
左手は下に落とす。

潤の屹立を緩やかに撫でる。

受け止める側に回った俺が潤を攻めるのは
なんだか至極、倒錯的で、
その感覚が俺のなかにある熱を煽る。

「ね？はやくぅ…これ、ほしい…」

煽るように直接的な物言いをする。

俺の尻を揉んでた手がそっと蕾に触れる。

ゆっくりと蕾の中に
潤くんの指が侵入してくる。

一緒にお湯も入ってきて変な感じがして
耐えられなくて思わず膝立ちしてしまう。

ザブッっいうお湯の音。

後ろに回った指はそのままで潤くんの唇が
水面から出た胸を這いずり回る。

後ろの指と前の唇に攻められて快感で
身体が仰け反る。

「あっ、あっ、んんっ、ダメ、それ
　口、離しっ、てっっんっ」

潤くんの容赦ない愛撫に力が抜ける。
自分の身体を支えるのも辛くなる。

M:「和、おいで。ほら、ほしいんだろ？」

潤くんの手が腰に回り、そのまま潤くんの
屹立の上を跨がされた。