第16章 Don't be discouraged!
松本side
和の瞳が潤んでみえた。
そんな顔をお前にさせたのは…俺だよね?
俺が勝手に抱え込んだのに…。
「和…ごめん。
もう、我慢しないから…
ちゃんと言うから…
そんな顔、すんなよ」
N:「『そんなかお』?」
「お前、泣きそうな顔してるよ。
ごめん。俺のせいだね…」
N:「ちがっ…う、潤のせいじゃ…ないっ
じぶんっ、がっ…」
でもさ、涙が次々と落ちてるよ?
お湯の上に綺麗な波紋が広がる。
そのまま自分を責める言葉を吐こうとする
和の口を強引に塞ぐ。
N:「んっ、ぅっ、んっ」
音が響くバスルーム。
和のかわいい声が耳を擽る。
「和、ちょーだい?和が欲しい。
和を味わいたいよ」
返事を待たずに和の身体をもとに戻し
俺の胸に上半身を凭れさせる。
「和、好きだよ。愛してる」
右手で和のモノを掴み、
ゆるゆると手を上下させる。
左手で胸の粒を押すようにして撫で擦る。
N:「あっ、潤、ダメっ」
刺激に身体を跳ねさせる。
そのたびに起きる水の音が艶かしく
さらに俺を煽る。
「和、これ好きだもんね?」
親指で和の先端を撫でると水とは違うもので
濡れ始める。
浮力を使って和の腰を少し浮かしてやる。
和の先端だけがお湯から出た状態で
更に攻める。
先端の溝の部分に爪を軽く立てると
快感からか和の脚がピンの延びる。
N:「やぁ、じゅんっ、しないっ、それっ」
胸に押し付けた頭を振って
必死に抵抗する和。
だから、それ煽るだけだって…。