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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第16章 Don't be discouraged!


松本side

ベッドヘッドに凭れる和のモノを口にする。

既に勃ち上がっているのをみて嬉しくなる。

好きじゃなきゃ勃たない。
もちろん弄られれば勃つこともあるけど
さっきまで服を纏い、一切触れていない
和のモノ。

だから嬉しかった。

でも両手が使えない状態でのフェラは
もどかしくて…。

早く腕の戒めを解いてもらって和を
抱き締めたい。

そのためには和をイかさなくちゃ
いけないのに…。

和を気持ちよくしたいのに
出来ないのが嫌で和に請う。

「ね、和…おねがい…膝立ちして。
 この体制だと上手く出来ない…

 和に…気持ちよくなってほしいのに…」

なんかわかんないけど
最後の方は涙声になってて…。

N:「潤、泣かないの…ね?
  こうすればいいね?」

和が膝立ちしてくれて
すこし咥えやすくなる。

和にすこしでも快感を与えたくて
必死に口を動かす。

N:「んっ、じゅ…んっ…、
  いいっ…きもち、いい」

和の甘い声にもっともっと感じて欲しくて
口を窄め、舌を絡める。

ジュルジュルと湿った音が
自分の口から漏れる。

そのイヤラシイ音が更に自分に火をつける。

N:「潤…上手だね?ご褒美…あげる」

その声に和から口を一旦外して
和の方を見上げた。

にやりと笑う和の手にはいつの間にか
小さな瓶が握られている。
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