第16章 Don't be discouraged!
二宮side
潤くんが出てった後にホテルの部屋。
なんとなく3人でいる。
途中入ってきたスタッフさんが
翔ちゃんに渡したぬいぐるみで
一頻り笑って…。
時計を見る。
そろそろかな?
「じゃ、そろそろ私も行きます」
O:「え?和、家にかえらないの?」
驚いた顔の大野さん。
まぁ言ってなかったもんね?
帰りは翔ちゃんがいるから大丈夫でしょ?
「ええ…ちょっと気になるんで、
潤くんのところに行くつもりです」
S:「つもりって…
つまり潤にはなんにも言ってないの?」
くまのぬいぐるみを片手に
翔ちゃんが聞いてくる。
「ええ。
なので時間調整してたんです、ここで」
O:「和、なにかあったの?
おいらたち、何か出来る?」
心配そうな顔のうちの長男。
ごめん、そんな顔させたくなかったのに…。
「正直、私も判らないんです。
ただ色々ね…?」
O:「和の勘?」
智の問いかけに頷く俺。
「とりあえず、大野さんも翔ちゃんも
大丈夫だからゆっくり休んで?
って無理か?
翔ちゃん、興奮してるんだもんね?」
放送で言ってたことを逆に言ってやり
にやりと笑う。
空気を変えたいんだ。
S:「おまっ」
そういって顔を赤くして絶句する翔ちゃん。
「じゃ、行くね?お疲れ~」
ウインクを一つ残して俺も部屋を出た。