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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第16章 Don't be discouraged!


二宮side

だから、たしかに驚いたけど…
それは発言自体じゃなくて、
タイミングと状況に驚いたんだ。

パプリックイメージもあるけど、
Jは真面目だ。
礼儀だって重んじる。

俺はそういうの割りとあっさりと
クリアしちゃうけど…、
ってか無くしすぎって
あっちこっちで言われるけど、
Jはそうじゃない。

物凄く礼儀を重んじるし、距離も取る。
相手の懐に入るまで時間がかかる。

一度入ると、途端に柔らかくなるけど
基本、気遣いの人だから…
やっぱりどこかで壁をつくってる。

素は家族とか俺たちぐらいしか
知らないと思う。

だから気を遣いすぎて
時々疲れてパンクする。

それぐらい気遣いの人だから…。

いくら親しいとはいえ、
事務所の先輩に公共の電波であれは、
太一くんが気にしなくても
本人がヤバイぐらいに気にする。

カメラが回ってるから頑張ってるけど…。

太一くんは気にしてないと思う。
あの人はノリは軽いけど心は広いし、
言い方は悪いけど鈍感。

多分、ネタぐらいにしか思ってない。

落ち込むJに逆にビビるかも?

とにかくなんとかしないと…。
まだ、ステージ2回残ってるし。

そんなことを考えながら
メインステージに戻る。

歌い終わり、隣にいたはずの
Jが居ないのに気がついた。
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