第13章 Childhood's end
大野side
険しい顔をする和。
「和、和、おいらを見て…」
暫し止まるリズム。
眉間の皺が無くなり和の目が開く。
「和、わかる?」
N:「さとし…?」
「…一緒にいこう?
和は一人じゃないんだよ?
一緒に…ね?」
顔を赤くして小さく頷く和を押し倒し
見つめ合う。
N:「さとし…おねがい…一緒がいい…」
「和…大好き…愛してるよ…」
和の目を見ながら再び腰を送る。
片手はしっかりと絡め、
もう片方の手で腰を支え、
和のいいところだけをこれでもかと突く。
N:「あっ、あっ、さとしっ…
ダメ…あん、もぅ…」
和の締め付けがいよいよキツくなり、
おいらも限界が近いのがわかる。
「和っ…んっ、やばっ…いいよ…イって」
腰に回した手を和のモノに添わせる。
そのまま扱くと反応し、和の限界を伝える。
先端を親指で弄り、解放を促す。
次の瞬間、弾けおいらを一気に締め付ける。
その刺激でおいらも果てた。
そのままベッドに倒れこむ。
和を潰さないように体勢を変え、
放心状態で寝ころぶ和の顔をみる。
頬を伝う涙。
指を伸ばし拭う。
しばらく和の顔を眺めてた。
和の顔に表情が戻ると…。
N:「なに見てるの?」
おいらの視線を感じたのか
ちょっと拗ねたように呟く。
「『なに』って…、和にきまってんじゃん」
N:「恥ずかしいから止めろよ」
「照れちゃって。
ふふ、和はほんとにかわいいね」
N:「『かわいい、かわいい』って
さっきからかわいい連発しすぎ!
俺、男だよ!
しかもいくつだと思ってるの」
あぁもう、そうやって拗ねる姿が
かわいいんだっつうの。
「かわいいんだから仕方ないじゃん。
和はいくつなっても可愛いよ」