第12章 tie me up… tie you down…
大野side
翔ちゃん…
絶対変なスイッチ入った気がする。
さっきから恥ずかしいことばかり
要求してくる。
でも絶対本気だと思う。
言わないと…見ないと…
何もしてくれない。
どうしよう?
このまま放っておかれたら
絶対おかしくなる。
「ねぇ……翔ちゃん……お願い…触って…」
なんとか声にだす。
S:「触るのね?」
そう言いながら髪を撫でる。
絶対わかってるくせに…
おいらがどこを触って欲しいか…。
こういうときの翔ちゃんは
絶対に折れない……。
あぁもう!
「翔ちゃん…髪じゃなくて…」
S:「『じゃなくて…』?」
「胸………触って……
気持ちよく……して……んんッ」
言い終わるか終わらないかのタイミングで
翔ちゃんの口が胸を甘咬みした。
そのまま飾りの尖端を
舌で舐めたりつついたりする。
もう片方も指でつねられ捏ねられ、
その刺激に喘ぎが止まらない。
「ふっ……んッ……あぁん
……だぁ……めっ」
うっすら目を開けると胸にしゃぶりつく
翔ちゃんと目が合う。
瞬間、身体中の血液が沸騰する。
「あっ…しょっ……しょっう……ちゃ……
あつい……あついよ」
S:「いいよ…もっと…あつくなって……」
翔ちゃんの手が
もっとも熱くなってるところに触れる。
S:「すごっ!……
智…気持ちいいんだぁ…」
言いながらそれに節ばった指を絡める。
S:「先っぽ、光ってるよ」
言葉でも嬲られる。
自分の状況を想像して頭の芯が痺れる。
「あっ……っ…ぃわないで……んっ」
翔ちゃんの指が先端を少し強めに擦る。
その刺激だけでおかしくなる。