第10章 Super Fresh!
櫻井side
話題を変えるように智くんを見る。
「智くん、お腹空いてない?」
O:「うん、今んところ大丈夫。
機内で食べて来たし。
翔ちゃんたちこそ大丈夫?」
「俺ら、
待ってる間につまんでたから大丈夫。
だよな?潤?」
M:「うん。
あっ、うちで和とまーが待ってるって
メールきたよ」
「じゃ、さっさと戻らないとうるさいな」
O:「案外2人で楽しんでるんじゃない?」
M:「聞いてみる?」
「そうだな、電話してみてよ」
M:「…もしもし?まー?
うん…そう…今?
もう都内、入ってるよ。
…あぁ…ちょっと待って
翔くんあとどれくらいで着くかって
まーが聞いてる」
「そうだなぁ…道も混んでないし
あと20分ぐらいかな?」
M:「まー、聞こえた?
あと20分ぐらいだって。
…うん…ちょっと替わって。
え?まぁ寄ってもいいけど
その分遅くなるよ?
あぁうん…わかった。
じゃ後でね」
「なに?どうしたの?」
M:「夕飯、すき焼き用意してるって。
ニノがね、
ビールとワインは用意してるけど
ほかにいるなら買って来てだって」
「智くん、潤どうする?スーパー寄る?」
M:「ビールあるならいいんじゃない?
智くん、疲れただろうし
早く帰ろうよ?」
O:「そうだね…
早く和たちに会いたいしね」
「うん、もう着くしね。
どうしてもいるなら
後で買いにいくか?」
車を駐車場に停める。
音が聞こえたのか
ニノと相葉くんが玄関から顔を出した。