第8章 Dive into the blue
松本side
部屋に残った俺と智くん。
お互い顔を合わせ、
どうする?と目で尋ねる。
O:「とりあえず、寝る?」
「そうだね、明日は海?」
O:「おう!亀見たいなぁ。
釣りもしたい!」
ウキウキ顔の智くん。
「じゃ明日、調べて行こ!」
O:「うん。じゃおやすみ~」
そのままベッドに入ろうとする。
「智くん?部屋に戻らないの?」
O:「え~ここで寝ちゃだめ?」
かわいい仕草で聞いてくる。
「智くん、わざとらしいよ。
まぁ別に構わないよ。
一緒に寝る?
それともエキストラベッド、出す?」
敢えて聞いてみる。
O:「潤くんはどっちがいい?」
「そうだなぁ…添い寝?」
O:「おいらもそっちがいい♪」
お互い寝間着に着替えてベッドに入る。
「智くん、
ちゃんと布団掛けないとダメだよ」
O:「潤くん、ありがとう」
にっこりと笑って
そのまま眠りに落ちた智くん。
その顔を見ながら俺も眠りについた。