第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~
松本side
O:「サンタにしたのはさ、相葉ちゃん、
前にXmas好きじゃないって
言ってたことあったじゃん?
だからサンタで楽しい思い出が
出来たらXmasも好きになれるかな?
っておもってさ」
俺はその話を聞いて翔くんに耳打ちした。
翔くんもここまで来たらって感じで
開き直ったのかさっき智くんが言ってた
予備を着ることに…。
2人で着替えて戻って来たら…
もう大ウケ。
なんか正装の相葉くんを
女装した俺らで囲むっていう
わけのわからない構図だけど
それも面白くって…。
みんな自撮りして楽しんじゃった。
A:「もぅ、よくわかんないけど
めっちゃ嬉しい!
まさにミラクルだね!
おれ、イブ生まれでよかったわ!
こんな凄いメンバーに恵まれたことが
奇跡だよ。
ほんと、みんなありがとう」
みんなに囲まれた相葉くんは
顔をぐちゃぐちゃにしてた。
A:「ねぇ、リーダー?
この衣装って俺の分はないの?」
O:「うふふ、絶対言うと思ったから
もちろん用意してるよ」
なんだ、この満面の笑み。
ものすごく可愛いんだけど。
ミニスカはいてるから余計か?
翔くんの智くんを見る目がヤバいし。
そう言って智くんは相葉くんを
隣の部屋に連れて行き…
出て来た相葉くんはなぜか
クリスマスツリーワンピを着てた。