第44章 ドラセナ
Sho side
ベッドの上で甘えてくる潤が可愛くて重ねる唇が深くなっていく
潤「んんっ…ん,はぁ…ふ,んんっ…ぁ,ん…」
唇の隙間から漏れる声は
耳を擽って…躰の熱が集まってくる気がする
潤の熱い手がスルッと服の中に入ってきた
それだけで背筋にぞくぞくと痺れが走る
翔「っふ…ぁ…じゅん…待って…我慢できなくなる…」
手を止めて躰から離すと
今度は首に腕が回った
潤「しないで…我慢なんて…」
翔「でも…」
今はちゃんと躰を直すことが大事だろ…?
そう思って見つめるけど
俺を見上げる潤んだ瞳に
そんな言葉は吸い込まれていく
潤「翔くんが傍にいなくて…寂しかった…寒かった…眠れなかった…」
ギュッと抱き着いて
首元に熱い吐息がかかる
翔「っ…はぁ…ん…ごめんな…」
謝ると,潤は首をふるから
ふわふわと髪の毛が顔にあたる
微かに香るシャンプーの香りが
俺のモノと同じで…嬉しかった
昨日乾かさなかったから傷んでないといいけど…
その髪をふわふわと撫でると
潤が気持ちよさそうに顔を上げた
翔「じゃぁ…辛くなったら言えよ…?」
俺も…潤が欲しくてたまらない…
潤「ん…ぁ…翔くんもね…」
小さく言って
俺の頬にするっと手が触れた
その手に手を添えると
昨日の隙間が一気に埋まった気がした
そのまま潤をベッドに沈めて
その首筋にくちゅっと音を立てて
舌を這わせた