第44章 ドラセナ

Jun side

潤「ぁっ…はぁっ…んぁ…っ」

翔くんの舌が首筋から鎖骨におりて
服の裾から手がはいってくる

その刺激にピクンと躰を揺らすと

翔「寒くない…?」

そう言いながら視線が絡められた

潤「ん…」

曖昧な返事をして翔くんの躰を引き寄せて

潤「翔くんがあっためて…?」

首筋にキスをすると

俺のシャツが脱がされて
翔くんもシャツを脱ぎ捨てて

布団の中で素肌が密着した

ようやく直接感じられた体温はあったかくて
翔くんの腕の中にいられることが嬉しくて
思わず涙が零れた

翔「潤…?」

それを指先で拭われて心配そうな瞳が向けられる

潤「ふふっ…あったかいね…」

大丈夫だよ…の意味を込めて微笑いかけると

潤「んっ…んん,ふ…ぁっ…」

唇が重なって
翔くんの手のひらが躰を撫でた

指先で硬く主張している胸の飾りに触れられて

潤「ぁんっ…あっ…ぁぁ」

もう片方は翔くんの口の中に含まれて
舌先で転がされる

その甘い刺激に躰が跳ねて
胸元にある柔らかい髪の毛をきゅっと掴むと

ゆっくり顔を上げた翔くんの瞳に俺が映った

翔「潤…あいしてる…」

ちゅぅっと胸の飾りを強く吸われて

潤「あいっ…んぁっ…あっ…」

言葉は嬌声に変わって唇から溢れた