第42章 フリージア
Jun side
俺が相葉さんを制してると
翔くんは斗真と仲良くしていて
斗真を制してると
今度は相葉さんと仲良くしていて…
全然翔くんと話せない!
無理矢理翔くんの隣に行って
ずっと触れたかった躰に抱きつくと
翔「ちょっ,潤っ…」
慌てたように躰を押し返されるから
ぎゅっと腕に力を込めた
でも狭くてうまく座れない…
潤「相葉さん,斗真の隣行ってよ」
そう言うと
翔「潤が勝手にこっち来たんだろ?」
翔くんに窘められた
潤「ずっと相葉さんは隣にいたんだから今度は俺!」
でももう我慢できないもん
雅「大丈夫だよ,俺移動するから♪」
ぎゅっと翔くんの腕に絡んでいると
相葉さんが斗真の隣に行ってくれた
翔「ごめんな雅紀」
雅「いいっていいって」
斗「潤,ほらビール」
斗真が俺がいた場所からグラスを取って渡してくれた
潤「さんきゅ」
それを受け取って残ってたビールを
一気に流し込むと
翔「もー…飲みすぎ」
翔くんの苦笑する声が上から聞こえた
潤「ふふっ…翔くんも飲もうよ」
空いた翔くんのグラスと自分のを端に寄せて
潤「斗真ビール2つ頼んでー」
そう言うと
雅「あ,斗真えだまめも!」
相葉さんも乗っかって
斗「だから俺はマネージャーじゃないっ!」
斗真が嘆くように言った