第42章 フリージア
Jun side
何度か翔くんと2人で来たことのある店
でもその時は俺の向かいには翔くんがいたのに…
雅「翔ちゃんっ!こっちの刺身もおいしいよ!」
翔「ん?あ,ほんとだ,うめぇ!」
目の前には楽しそうにしてる翔くんと相葉さん
前までは仕方ないと思っていた光景も
翔くんとの関係がオープンになったからこそ…妬ける
斗「あ,翔くん!これも食べて!」
斗真は楽しそうに翔くんの手に触れるし…
潤「おい斗真!お前いい加減にしろよ!」
思わず手を伸ばして翔くんの手を引っ張ると
翔くんと視線が絡んで
ふっと笑われた
翔「コレ美味しいよ?潤も食べな?」
翔くんの箸に挟まれた唐揚げが口の中に放り込まれて
顔が一気に熱くなった
斗「ははっ,潤顔真っ赤!」
雅「翔ちゃんやるぅ!」
反論したいのに口の中に唐揚げが入っていて
上手く喋れなくて…
斗「俺も食べよー!翔くんあーんして?」
大きく口を開ける斗真の後頭部を思いっきり叩いた
斗「ってえ!!」
潤「あーんなんてダメに決まってんだろ!」
そんな俺と斗真を見て翔くんと相葉さんに笑われて
でもたまに絡む翔くんの笑顔が嬉しくて…
でもやっぱり妬いてしまう気持ちもあって…
斗「あれ,潤酔ってる?」
あっという間にふわふわと気持ちよくなっていた