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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第42章 フリージア


Sho side

「「「「乾杯っ」」」」

行きつけの居酒屋で
皆で肩を並べてグラスを合わせた

俺と潤と斗真っていう3人はよくあるし…

俺と雅紀もよく飲みに行くけど

翔「この4人って…初めてじゃね?」

雅「そーだよね♪なんか新鮮っ」

俺のとなりに座る雅紀がコロコロと笑っていた

斗「今日は楽しかったな~…やっぱいいよね,嵐」

翔「で,明日何時?」

斗「だからマネージャーじゃないってば」

俺の目の前で斗真もニコニコ笑っていた

けど…俺の斜め前で,ちょっと不機嫌な顔の潤…

潤「なんでもいいけど…席変われよ…」

さっきから雅紀と斗真を交互に睨んでいる

雅「松潤はずっと一緒にいるんだから,たまには譲ってよ」

雅紀は隣の俺に肩を組む

斗「そうそう!俺達だって翔くん大好きなんだからさっ」

斗真は机の上に置いた俺の手に手を重ねた

潤「おまえらふざけんなっ!!」

潤が斗真につかみかかろうとした時
店員さんが遠慮がちに声をかけて
つまみが運ばれてきた

翔「すいません,うるさくて」

「いえいえ…ごゆっくりどうぞ」

年配の仲居さんはにこっと笑って
無駄のない所作で出て行った

馴染みの店だから
予約すると奥の離れた個室に通してくれて
俺達が気兼ねないように接客してくれるのがありがたい

翔「あんま騒ぐなよ…店に迷惑だろ?」

一応大人として注意しておくけど

雅「まぁま…ほっといて飲もっ♪あ,みて!!翔ちゃんの好きな赤貝だよ~っ」

目の前でやりあってる可愛い潤と斗真を肴に雅紀と飲む酒は…

いつも以上に旨く感じた
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