第36章 サボテン
Sho side
服を脱いでいるときから
熱は躰に溜まっていて
潤の躰を洗ってれば
しなやかな躰と可愛い反応が俺を煽る
潤「俺も洗う」
潤を洗い終わると上目づかいで見つめてきて
…正直我慢できる気がしなかった
待ってて…?とキスをすると
舌で翻弄されて…
あぁ…俺…煽られっぱなし…
躰を洗い終えて
潤の待つ浴槽に入って
後ろから潤を抱きしめた
翔「お待たせ…」
潤「ふふ…うん…」
潤が首だけ振り向くから
その唇を塞ぐ
潤「んっ…ぁ,ふ…んんっ…」
浴室に潤の艶っぽい声と
2人の間にちゅくちゅくと
シャワーとは違う水音が響く
このまま…ここで潤の躰を味わいたいくらいだけど…
今日はベッドの上で
しっかり潤を堪能したい
隅々まで,潤を愛したいから
翔「ん…はぁ……じゅん…出よ…」
そう言って潤の手を取って立ち上がった
潤「翔くん…ちゃんとあったまった?」
バスローブを羽織りながら潤が俺の躰に触れた
ドクンとそれだけで躰が熱くなる
翔「うん…これからもっと,潤にあっためてもらうから大丈夫…」
頬を包んで顔の近くで囁くと
潤も顔を熱くさせて笑った
また,手を繋いで寝室に入る
ベッドに座っても手を繋いだまま
翔「…潤…愛してる…」
視線を合わせてしっかりと伝えた
何よりも愛おしい存在
俺の大切な人
何があっても守りたい…
そう強く思った