• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第33章 フクジュソウ


Jun side

毎年嵐全員で来ている初詣

今年は先輩も後輩もいっぱいいて…

一般の方達も周りにはいるから
翔くんと並んで歩いたりなんてできないけど

今年も神様にメンバーの健康と

2016年も翔くんの隣で笑い合えますように

そうお祈りして新年のスタートを切れたのは嬉しい


翔「お疲れ…今年も宜しくっ」

翔くんの待つ車に乗り込むと
去年と変わらない温もりがそこにはあって

潤「今年も宜しくね」

新年の挨拶をしてから
千葉の海に初日の出を見に行くために車が動き出した


潤「あ…翔くんコレ」

信号が赤になって停まったときに
ポケットから袋を取り出して

開封しながら声をかける

翔「ん?」

チラリと俺に移された瞳の前に

紫の健康祈願のお守りを差し出した

潤「さっきこっそり買ってきたんだ」

俺とお揃いだよ,と
俺用の赤い健康祈願のお守りも見せると

翔「ありがとう」

ふっと笑ってそれが翔くんの手に渡って
青になった信号とともに車が発進した


今年もたくさん笑いあって幸せなトキを送るために
翔くんには健康でいてほしいから

まあ風邪ひいたら俺が看病してあげるけど?

でも…翔くんには辛い思いなんて少しもしてほしくないから

その願いを込めてお揃いのお守りをプレゼントした
/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp