第21章 アレキサンドライト
Kazunari side
智「誕生日プレゼントってことで…さっ」
そう言われて,達したばかりの躰に
熱い塊が貫かれた
力が入らなくて
ナカに響く快感がじかに脳に届く
和「んんっ…んっ…ん…」
唇を塞がれて
喘ぎごと舌に絡め取られると
貫かれる奥から
また熱がわきあがってきた
和「んんっ…ふはぁっ…もっと…」
離れた唇を首に回した腕で引き戻して舌に吸いついた
流れ込んでくる唾液が口元から垂れるのも気にせず大野さんを貪る
誰よりも早く…一番近くで
おめでとうって言いたかった
念願が叶って…
俺のナカで誕生日を迎えた大野さんが
さらに俺を求めてくれて
幸せな気分になってるのは
たぶん大野さんより俺の方…
和「ああっ…も…ソコ,だめっ…」
脚を持ち上げられてナカのイイ場所を
ピンポイントで擦られる
智「っ…はぁ…すごい締まるっ…よ?」
大野さんの呼吸が乱れてて
少しかすれ気味で…
それだけでドキドキする
和「あっ…バカぁっ…ぁああっ…イっちゃう…」
視界がチカチカして
いっきに射精感が高まった時
智「っ…まだ…ダメ」
中心をギュっと握られて
登り詰めた熱がせき止められた
和「あっぅ…んんっ…やだぁっ…」
ナカへの刺激は容赦なく続いて
どんどん熱が回るのに
吐き出すことが出来ない
和「ああっ…んっ,…苦しよっ…ぁあっ」
大野さんが腰を送り込むたびに
全身がしびれていく
何処にも逃がせない熱と快感で
浮いた腰はそのままビクビクと跳ねた