第16章 ニリンソウ
Jun side
潤「あっんんっ…きて…っ」
そう言いながら
指を絡めて握られた手を
ぎゅっと握ると
激しく最奥に翔くんのモノが
何度も打ち付けられて
潤「ああっ…あ,イっく…んぁあぁあ…っ」
白濁を腹の上に吐き出した
翔「…っ,ぁあっ…」
直後に翔くんの声が聞こえて
ナカが熱く濡らされる
はぁ…はぁ…と呼吸を整えながら
俺の隣に翔くんが寝転んで
翔「おいで?」
伸ばされた腕の中に収まると
翔「潤…好きだよ」
ぎゅっと抱き締められた
潤「俺も翔くんが好き…」
両想いだね?って見上げて笑うと
優しく髪を撫でられる
潤「…ごめんね」
その優しい手を感じながら
呟くように謝ると
続きを促すように
髪を撫でるのを止めないでいてくれて
潤「翔くん…邪魔なんかじゃないよ…
3人で呑めて楽しかった…」
翔「うん…俺も楽しかったよ」
だからその手に甘えて
本音を少しずつ紡いでいく
潤「でも…なんかヤキモチやいて…」
斗真はいつもより楽しそうだし…
翔くんも優しいし…
うん,うんと相槌を打って聞いてくれる翔くんに
ぎゅっと腕を回して抱きついて
潤「だって…翔くんは俺のなのに…」
その温かい胸に顔を埋めた