第16章 ニリンソウ
Sho side
翔「ぁあっ…バっ…カ…ちょっ…ぁあっ,ん…」
潤の手が俺の中心を緩く扱いてくる
熱の籠もった躰はそれだけで
いっきにのぼっていく
翔「わかったから…やっ…め…っ…」
潤の手を引き剥がして
シーツに縫い付けた
潤「も…早くっ…ぁああ,んぁっ」
潤のナカに入れた指を一気に3本に増やしてバラバラに動かす
潤「やぁっ…イっちゃ…ぅからぁっ…」
背中を仰け反らせて首を振る
指を抜いて,揺れる躰を抑えつけるように覆い被さった
翔「はぁっ…加減できねーよ?」
瞳から零れる雫を指ですくって
何か言いたそうな唇を塞ぐ
潤「んんんっ…んぁあっ」
そのまま,いきり立つ熱の塊を
潤のナカに押し込んだ
翔「っ…キツ…っ…」
潤「あああっ…しょ…ぉくん…の…ああっ」
仰け反る躰に力が籠もって
ナカに押し入る俺自身を締め上げる
気を抜けば今にも達してしまいそうだった
翔「っっ…ごめ…動くよ?」
我慢なんて出来なくて
潤のナカをぐちゃぐちゃに掻き回す
潤「あああっんんんっ…」
ギリギリまで引き抜いて
奥を抉るように何度も突く
潤「しょ…くっ…ああ,ぅぁっあっ…」
シーツに抑えつけた手が
刺激を逃したくて
何かを掴もうともがいていた
抑えた手首を離して
その手をギュッと握る
翔「じゅんっ…っ…も…無理だ…っ」
潤「あっんんっ…きて…っ」
何度も頷いて
俺の手を痛いくらいに掴んだ
その手はそのままに
躰を起こし,角度を変えて
強く腰を打ちつけた