第8章 マリーゴールド
Sho side
傷つけたくないと思いながら
帰らないでと手を伸ばされたら
抱きしめたくなった
でも…自分の中に湧き上がる
くだらない感情が行動を乱暴にする
無邪気に笑う潤が好き
キラキラ輝く潤が好き
心からそう思う一方で
箱に入れて誰にも見られないように
閉じ込めておきたい
俺だけのモノだと
いつも心の中で思ってる
潤「あっ…翔く…いっぁっ…痕ついちゃ…」
塞いでいた唇から離れて
服を捲り上げて全身に口づける
鎖骨に,胸に,お腹に,腰に…
強く吸いついた
潤「はぁっ…ぁあっダメだよ…」
拒否の言葉が一層俺を煽る
ジーンズを脱がし
脚の付け根にも沢山の印を残す
潤「あっんっ…はぁ…翔く,んっ…やだぁ…」
やだ…と言われて胸の奥が抉られる
酷いことをしてるのは自分なのに
悲しくなる
翔「俺が嫌い…?」
否定を求めて絞り出すズルイ言葉
潤「違っ…好きっ…大好きだよっ…」
潤が首を振るのはわかってる
でも言わせたい
翔「…どれくらい?」
潤「え?」
潤の躰を裏返して腰をあげ
下着をおろすと蕾が露わになった
潤「あっ…やだっ…まって…」
翔「俺のコト好きなんでしょ?」
前触れもなく蕾に舌を這わせた
潤「ああっ…ぇ?…やっ…やだっ…翔く…やだっやだ!!」
身を捩って暴れる潤の腰を抑えつけ
舌を挿しこみ,内壁を舐め上げる
潤「あぅっ…やぁっ…汚,い…やだぁ…」
泣きじゃくる潤が愛しくて
吸いつくように強くソコを愛撫する
翔「潤…愛してる…」
潤「ぅんぁあっ…や…ぁ…んんっ」
小さく呟いた言葉は潤の嬌声に重なって消えた