第64章 ニシキギ
Sho side
俺もさ…別にね…
こんな趣味はないんだよ??
でもさ…潤があまりにも興味心身に
説明書まで熟読してるから…
だから…
せっかくだから…
潤「あっ…翔く…」
翔「潤は…こういうの…好きなんだよね…?」
黒いアイマスクを潤に取り付けても
潤は外そうとはしない
ほら…嫌いじゃないんでしょ??
この震えは…不安よりも…期待…??
潤「好きじゃない…もん…」
口ではそう言うけど…
ほら…躰は熱くなってるよ…??
翔「愛してる…」
唇を塞ぐと
されるがままに舌を絡める
ちゅっと音を立てて唇を離して
すぐに丸いプラスチックの玉がついた
猿轡を口にあてた
潤「んぅっ…ぁふ…っ…ふぅぅっ…」
口に当てると口が閉じれなくなる
喋ろうとすると潤の唇から綺麗な唾液が流れた
翔「…じゅん…綺麗だよ…」
帰宅後…
潤が用意してくれてた
美味しい夕飯を食べて
ほんの少しお酒も飲んで
2人で久しぶりに
ゆったりした夜を過ごした
けど,意識の中にあるあの黒い袋…
潤「俺,片づけるからお風呂入ってきてよ」
潤のその言葉に甘えて
風呂に入ることにした
翔「潤は入ったの?」
潤「うん」
翔「じゃぁ…入ってくる…ね…」
なんとなく俺がソワソワしてるのを
潤は感じてるのか,不思議そうな顔をしていたけど
俺は急いで浴室に向かった
リビングには鞄から出して
ソファの上に置いた黒い袋を残した…
潤に見つかりやすいように…