第63章 ウィスキーフロート
Ken side
健「ん…ぁ…斗真…も…いいってば…」
斗「ダメですよ…お腹痛くなったらこまりますから…ね?」
俺を抱っこしたまま
斗真の指が俺のナカをぐりぐり探る
これは…さすがの俺も恥ずかしいから嫌なんだけど…
斗真はいつも時間をかけて綺麗にしてくれる
健「ぁんっ…もぉ…バカ…」
ぎゅっと抱き着くと
優しく頭を撫でてくれた
躰を綺麗にして
熱めのシャワーを当ててもらうと
疲れた躰が重くなっていく
斗「健くん…?まだ寝ないでくださいね…?」
斗真に支えてもらうけど
立っていられなくて
なんとか服を着て
そのまま斗真に抱っこしてもらった
斗「あ…お風呂…ありがと…」
翔「…あぁ…うん…」
リビングでソファに俺を降ろしながら
斗真が櫻井と話をしてる
健「…とーまぁ…みず…」
それに割り込むように
離れようとする斗真の首をもう一度引き寄せた
潤「しょぉくん…俺もだっこ…」
松本も普段からは考えられないくらい
櫻井に甘えていて
意外な姿に可愛いな…なんて思った
まぁ,俺には負けるけど?
翔「あ…冷蔵庫…適当にあさって,休んで?…風呂…入ったら俺達も寝るから…」
斗「はい…ぅん…ごめんね…ありがとう…」
櫻井たちを見送って
俺はやっと斗真から手を離した
斗「お水…持って来ますね?」
斗真がちゅっと額にキスをしてくれて
キッチンに向かう
その後ろ姿をソファに凭れてずっと見ていた
斗「健くん…?どうしたんですか?」
それに気づいた斗真が
水を片手に笑いかけてくる
健「んーん…斗真は可愛いなと思って」
斗「健くんの方が可愛いですよ?」
健「うん,知ってる…」
俺の言葉に斗真が噴き出した
あどけなく笑うその笑顔がやっぱり可愛い
健「飲ませて?」
斗真に向かって手を広げると
斗「はい…」
スッと腕の中に入ってきて
逆に躰を抱きしめてくれた
斗真からもらう水は甘くて
躰の中に染み込んでいく
健「もっと…」
俺が望むだけ
斗真は俺に潤いを与えてくれた