• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第61章 ミラク


Masaki side

「先輩!このあとどーしますっ?」

「相葉くん俺カラオケ行きたいっす!」


11時間の生放送

最後の俺たちのメドレーも大成功に終わった


雅「もう遅いしまた今度な」

軽く酔ってくっついてくる伊野尾を引き離しながら
タクシーを捕まえようとすると

「ええーっ」

「この時間で遅いなんてオジサンじゃないんだからっ」

笑いながらも不満の声があがった

雅「うるせっ…お兄さんと言えっ」

でも昌宏さんとの約束があるから

タクシー代を渡して後輩たちをタクシーに乗せた

雅「また今度みんなで飲もうな」

そう言って手を振ると

「楽しみにしてますねっ」

「お疲れ様でしたー!」

本気で不満を言ってたわけでもないから
笑顔で手を振り返してくれた

それを見送って俺もタクシーに乗り込んで

“今から帰ります”

昌宏さんにメールを送った


俺にまっすぐ家に帰れと言った昌宏さんは
打ち上げには来ないと言って…

“待ってるからなるべく早く帰ってこい”

と言った

伊野尾へのヤキモチ以外にも
なんとなく様子が変なときがあったし

俺だって昌宏さんと早く二人になりたいし…

タクシーがマンションの前に着くと
ちょっと早足で家まで急いで玄関を開けた
/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp